2015年前半は大きな波乱もなく夏まで非常に安定した上昇をみせました。夏場の波乱要因となったギリシャショックと最初の上海株の急落後は大きく値を戻したものの、8月末には世界的な株安と円高の流れに押され、大きく下落してしまうこととなりました。
しかし、その後は郵政3社の上場を前に持ち直し2万円まで回復する強さを見せました。秋以降は、多くのIPO株が公募価格の2倍、3倍で初値を形成するなど新規上場株も大いに盛り上がりました。
2016年度もテーマ株が見逃せない!
2015年度は情報セキュリティやマイナンバー関連銘柄が急騰しました。また、秋以降は安倍総理のひとことから自動運転関連銘柄が盛り上がり、12月にはフィンテックブームが到来し関連株価は数倍に上昇しました。これらのテーマ株は年をまたいで盛り上がっており個人投資家の注目となっています。
世界情勢に左右される日経平均よりも、2016年度はテーマ株に目を向けた方が良いのかもしれませんね。
では2016年はどんな年なのでしょうか?
2016年の注目テーマに関連する銘柄を上げてみました。各注目テーマに関連する銘柄を5銘柄ずつご紹介します。
(みんかぶが提供する
関連テーマの関連度順に表示。関連度の情報は2016/03/3時点のものです。)
2016年度新規上場(IPO)銘柄も注目!
2015年度は郵政3社がが新規上場したことで大きな話題となりました。
2016年度は都心の大動脈「東京メトロ」や、自動運転関連で注目されている「ZMP」や人気アプリである「LINE」が新規上場するとの噂があります。 これらの銘柄の抽選に当たることができれば、初値が公募価格の3倍以上になることも夢ではないかもしれません。2016年度のIPOも期待ができそうです。
年初からの世界的株安の下落を奪還できるか!?
日本をはじめとし、多くの国の株価が下落した1,2月。現在はその下落幅を半値ほどに縮めるほど値を戻してきました。
『半値戻しは全戻し』という相場格言の通りだと、日経平均株価はこのまま19,000円まで戻る可能性が十分秘めているということになります。
まずは3月の日・米・欧の中央銀行の金融政策の行方に注目が集まります。
マイナス金利導入の余波を払しょくできるか
日本株の急ブレーキとなったのが、1月末に行われた日銀金融政策決定会合で導入されたマイナス金利の導入です。
これが銀行株の下落に繋がりました。(一方で不動産・建設業は上昇)3月に入り、これら銀行株も上昇の動きが見えてきています。
一部で、「日銀が銀行を苦しめる政策を打つはずもなく、次の策を考えている」という意見もあり、今後、銀行株の上昇に弾みがつくこととなれば、日本株は上昇の勢いが加速することとなりそうです。
今すぐ始めなくてもまずは口座の準備を!
株って難しそう。。といっているだけでは利益は出ません。まずは口座を開設し、1日5分だけでも市況をチェックしてみましょう。
毎日投資をしていて儲かるわけではありませんが、そのうち大きなチャンスがやってくるかもしれません。
その時を逃さない手はありません。なので、絶好のチャンスが来た時にすぐに投資できるように、今から取引の準備をしておくことをオススメします。
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